勘違いしないで!ほめ育て

皆様、本日もお疲れ様ですm(__)m

今日はとにかく長いです(汗)

さて、前回の☆そろバース☆では、変化に気づいて(良い行いを)褒めてあげてください。とお話しました。『あ~ぁ、結局、≪褒めて育てる≫やつでしょ⁈褒めて育てるとワガママに育ちそうだし、ウチはちょっと…』と思われましたか?確かに、何でもかんでも褒めて叱る事をしなければ、ワガママに育ちそうですね(;^ω^)≪ほめ育て≫とは、闇雲に何でも褒めたら良いのではありません。そして、叱らない事が本当のほめ育てではないと私は思います。じゃあ、どんな時に褒めたらいいのでしょうか。前回も少しお話しましたが、努力を褒めてあげると良いのではないでしょうか(*´ω`*)結果を褒めるのではなく、その過程にある努力を褒めるんですね(`・ω・´)良い点数が取れた時、『頭良いね』『天才だね』といった能力を褒めるのではなく、『たくさん練習したから良い点数が取れたね。たくさん頑張ったね』というように具体的な内容を挙げて努力を褒めると、うまくいかなかった時に『自分の努力が足りなかったからだ!』とさらに努力のできる、頑張れる子に育つのかなぁと思います。逆に、たいして頑張っていない時に良い点数がとれた場合は『すごいね!でも、頑張っていたら、もっと良い点数がとれたかも知れないね。次の練習が楽しみだね』等、頑張らなくても点数がとれるようになった実力も認めつつ、頑張っていたらどうなったのかな?と想像し、次に活かせるような声掛けも良いと思います。実は褒められる事を素直に喜べない子もいて、そんな時は『〇〇(子どもの名前)のくせに、やるやん(^皿^)』や『あれ?今日は頑張ってるん?珍しい~(^皿^)雨降るんちゃう?』というと、褒められることを素直に受け入れられない子も、喜んだりします(;^ω^)

では、失敗してしまった時にはどうしたら良いのでしょうか。『約束したのに!』『なんでそんな嘘つくのよ!』『あーだこーだと、いつも口答えや言い訳ばっかり!』『何ふてくされてるのよ!』『こっちが優しく言ってる間に言う事聞かないからこんなことになるんじゃない!』『真剣に話をしているのに何でよそ見してるの!』『いつも人のせいにしてばっかり!』『人の事より自分の事しなさい!』『自分が決めた事なのに!何でやってないのよ!』『そんな子の何が信じられるっていうの!』出るわ出るわ怒りのもと(;^ω^)そう!誰だって怒りたくて怒ってるんじゃないんですよね(;^ω^)優しく丁寧に話しているうちに言う事を聞いてほしい…時間だけが過ぎていき状況は何も変わらない(むしろ悪化)…怒りのボルテージが上がっていく…制御不能…爆発!!!ボッカーン(;^ω^)チーン。基本的に私も一緒です(;^ω^)なので、この状況を回避する作戦を立てます(`・ω・´)ゞ1日何も予定がない休日のうまくいかなかった時の1場面です。ゆっくりしたいわが子と、そろばんの練習は午前中に終わらせてほしい私のやり取りです。まずは穏やかに(*´ω`*)

私➜『(ゲームをしている長男に、そろばんの)練習したの?』

長男➜『ん~、今からやろうと思ってる

私の心の中(出たよ、今やろうと思ってた発言!言われたからやん(。-`ω-))

私➜『あっ!そうやったんや(*´ω`*)じゃあ、はじめて(*´ω`*)』

(後から、次女・長女が場所の取り合いになり、一緒に始めたいからと妹たちに早く準備するように促す長男…そして、もめ事が発生!!)

私➜『何でもめてるの?』

長男➜『だって〇〇(長女)の準備が遅いから…』

私➜『え?じゃあ、先に始めたら良いやん』

(練習を始める長男と次女。自分だけ置いて行かれて、ふてくされている長女)

私➜『(長女に)何してるの?』

長女➜『・・・』

私➜『練習しないの?』

長女➜『・・・』(本を読み出す)

私➜『早く練習しないと、どんどん遅れていって、もっと嫌になるよ?』

長女➜『・・・』

私➜『賢い子はどこかなぁ?頑張れる子は誰かなぁ?』(おだててみます(;^ω^))

長女➜(読んでいた本を片付け、練習しようかなと机を見ると、長男と次女はもう間違い直しをしており、やる気をなくします(;^ω^))(おだて作戦(作戦A)失敗(;^ω^))

私➜『もう何も言わないから、自分で考えて行動しなよ』

(一旦、冷静になる時間を与え様子を見ます。作戦Bはここまで。作戦Cに移行します。)

何も言わないと言ったので、何も言わずにジーっと長女を見つめ、目で訴えかけます。『分かったよ』といった感じで、始めようとする長女。自分で練習を始めようとしたことに対してニコッと微笑んであげます(*´ω`*)タイムを計り始めました。今日は作戦Cが成功したのでしょうか⁈タイムを計り、思うようにできなかった事に腹を立て、兄妹の邪魔を始める長女。(作戦Cもダメだ…作戦Dに移らなければいけないのか…)

私➜『人の邪魔をすることは許しません!(練習を)早くやってしまいな?』

イエローカード発生!!そして、うまくいかなかった苛立ちの矛先が私に(笑)私を小馬鹿にした態度をとります。プチっ!!何かが切れました。レッドカード!!退場です(;^ω^)(作戦Dへ)

私➜『練習したくなければもう結構!!約束が守れないならペナルティーを課します。私に見えないところへ出て行ってください!』

部屋から出します。そう!ブチギレてしまう前に、わが子と距離をとります。今は、わが子の気持ちが落ち着いたら、別の部屋で練習を始め『さっきは、練習しなくてごめんなさい。嫌な態度をとってごめんなさい(´;ω;`)』と練習した問題を持って来れるようになりました。そんな時には『反省したんやね。頑張ったね(*´ω`*)ノ…ヨシヨシ』と声をかけます。そして、長女はお手伝い(もしくは+αのそろばん練習)を始めます。(わが家のお手伝いに関してはまたの機会に…)わが家では、『反省したことが分かるように誠意を示しましょう』と教えていますので、何かしら自分で考えてお手伝い(もしくは+αのそろばん練習)を始めます。そうなる前までは、私の気持ちが落ち着いたら、わが子のもとへ行き、『うまくいかなかった事が嫌やったね』と気持ちを認めつつ、なぜそうなってしまったのかを教えます。『叱る』は『何がいけなかったのか』『どう対処したら良いか』『どのようにしたら防ぐことができたのか』等を諭すことだと思います(*´ω`*)そして『練習しなくて結構!』なんて言いましたが、うまい具合に(励まし、おだてられ)のせられ最終的に練習します(;^ω^)本人も約束を守らなければならないと分かっていますから(*´ω`*)忙しい時にやらかしてくれると余計に腹が立ちますよね(ーー#)そんな時は無視です(ーー;)別の部屋に行かせ、もしくは公園に行きたいなら行かせます。(子どもの気分転換、私は同じ空間にいると腹が立ってしまうので(;^ω^))叱られない事を良い事に1日遊んでしまう日もあります。その分のペナルティーは課します。(約束が守れるまで、こちらも要望を受け入れない(目には目を歯には歯を。です(;^ω^))や、携帯のパスワードを変えられる。等、その時々の問題に合わせます。『愛』のある範囲で(*´ω`*)です。)遅くなっても途中いろいろあっても最終的に約束が守れたなら許し、負の感情を乗り越えられた事を褒めます。これだけで、いつもうまくいく訳ではないと思いますが、途中、親からも頑張れるようなアプローチをかけてあげられなかった(歩み寄る努力ができなかった)なら、子どもがうまくできなかったとしても親も納得すべきかなと思います。毎度おなじみの『すぐに変わることはできません』。次回は、『子どもとは、どういうものなのか』を前回の授業の様子も交えつつお話できたら良いなと思います。

明日も、皆様にとって穏やかな気持ちでいられる1日になりますように✨…それでは✋